🏥 Colonoscopy

茅ヶ崎の大腸カメラ
(大腸内視鏡検査)

便潜血検査で陽性と言われた方、血便や便通の変化が気になる方へ。大腸カメラは、大腸の中を直接見て確かめられる検査です。検査への不安や苦痛に配慮しながら、消化器内視鏡専門医が丁寧に調べます。

このページの要点

  • 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、肛門から内視鏡を入れて、大腸全体の粘膜を直接観察する検査です。
  • 便潜血検査で1回でも陽性になったら、症状がなくても大腸カメラで原因を確かめることがすすめられています。
  • 当院では消化器内視鏡専門医が担当し、ご希望や体の状態に応じて、鎮静剤を使った検査に対応しています。
  • 安全に切除できると判断した大腸ポリープは、検査のときに切除します。
  • 肛門外科も診療しているため、痔による出血との見分けまで一貫して対応します。
Who Should Consider

このような方におすすめします

症状がある方はもちろん、症状がなくても健診で指摘を受けた方が対象になります。

便潜血検査で陽性と言われた 血便が出た、便に血が混じる 便が細くなった 便秘や下痢が続いている お腹の痛みや張りが続く 貧血を指摘された ご家族に大腸がん・大腸ポリープの方がいる 以前に大腸ポリープを切除したことがある 40歳を過ぎて、一度も大腸の検査を受けていない
About

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは

大腸カメラは、先端に小さなカメラが付いた細い管(内視鏡)を肛門から入れ、直腸から大腸のいちばん奥(盲腸)までを観察する検査です。正式には「大腸内視鏡検査」「下部消化管内視鏡検査」と呼びます。

粘膜を直接見られるため、小さなポリープや炎症、出血している場所を確認できます。見るだけでなく、組織の一部を採って調べること(組織検査)や、ポリープをその場で切除することもできます。便潜血検査やCTなどでは分からない変化を確かめられるのが、この検査の特長です。

大腸の全体と、肛門から盲腸まで内視鏡で観察する範囲を示した図
内視鏡は肛門から入り、直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸を通って、いちばん奥の盲腸まで観察します。
What It Finds

大腸カメラで分かる病気

大腸ポリープ

大腸の粘膜にできる、いぼのような盛り上がりです。一部は時間をかけてがんになることがあるため、種類や大きさに応じて切除を検討します。

大腸がん

早い段階では症状がほとんどありません。便潜血検査と大腸カメラで、症状が出る前に見つけることが大切です。

潰瘍性大腸炎・クローン病

大腸などに慢性の炎症が起こる病気です。血便、下痢、腹痛が続くときに、内視鏡で粘膜の状態を確認します。

大腸憩室

大腸の壁の一部が外側へ袋のようにふくらんだものです。出血(憩室出血)や炎症(憩室炎)の原因になることがあります。

虚血性腸炎・感染性腸炎

急な腹痛と血便で見つかることがあります。原因と重さを確かめるために検査を行うことがあります。

痔との見分け

出血の原因が痔なのか、大腸の病気なのかは、症状だけでは判断できません。当院では肛門の診察とあわせて確認します。

大腸ポリープの3つの形と、内視鏡の輪でポリープを切除する様子を示した図
大腸ポリープには、茎のあるもの、半球状のもの、平たいものがあります。内視鏡から細い輪(スネア)を出し、根元にかけて切除します。
Positive FOBT

便潜血検査で陽性と言われたら

便潜血検査は、便に混じった目に見えない血液を調べる検査です。2日分のうち1日でも陽性であれば、精密検査(大腸カメラ)の対象になります。

「もう一度便潜血検査をして、陰性なら大丈夫」とは言えません。大腸がんやポリープがあっても、毎回出血するとは限らないためです。また、痔がある方でも、出血の原因が痔だけとは限りません。

陽性と言われた方の多くは、大きな病気が見つかるわけではありません。それでも、確かめておくことで安心でき、ポリープが見つかればその場で対応できます。詳しくは 便潜血陽性・検査異常のページ もご覧ください。

大腸がんの罹患数が多いこと、年齢とともに増えることを示すグラフ
大腸がんは、男性・女性ともに2番目に多いがんです。出典:国立がん研究センター がん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)2023年の罹患データを基に当院作成。
Our Approach

当院の大腸カメラの特長

1

内視鏡専門医が担当

検査前のご相談から検査、結果の説明まで、消化器内視鏡を専門とする医師が対応します。

2

鎮静剤に対応

ご希望や体の状態を確認し、鎮静剤を使った検査に対応します。検査後は院内で休んでからお帰りいただきます。

3

検査時のポリープ切除

大腸ポリープは、安全に切除できると判断した場合に、検査のときに切除します。入院での治療が適切な場合は、専門施設をご紹介します。

4

肛門の診療と一貫して

肛門外科も診療しているため、痔による出血かどうかの見分けや、痔の治療まで続けてご相談いただけます。

5

画像を見ながら説明

検査の画像を一緒に見ながら結果をご説明し、治療や経過観察が必要かをお伝えします。

茅ヶ崎信愛クリニックの内視鏡室と内視鏡システム
当院の内視鏡室です。検査の前に、流れや注意点をスタッフがご説明します。
Flow

検査の流れ

前日の下剤と、当日の朝の腸管洗浄剤は、原則としてご自宅で飲んでいただきます。

  1. 事前の診察

    症状、持病、アレルギー、服用中のお薬を確認し、検査日を決めます。前日に飲む下剤と、当日の朝にご自宅で飲む腸管洗浄剤の飲み方、前日の食事についてご説明します。 

  2. 検査の前日

    消化のよい食事をとり、夕食は早めに済ませます。夕食のあとは食事をとらず、下剤(ラキソベロン)を飲んでいただきます。飲む時刻と量は、事前の診察でご説明します。 水やお茶は飲んでいただけます。

  3. 検査当日の朝(ご自宅で)

    朝食はとらず、腸の中をきれいにするお薬(腸管洗浄剤:サルプレップ)を、ご自宅で飲んでいただきます。飲む量と時間は、事前の診察でご説明します。便が透明に近い黄色の水のようになれば、準備は完了です。

  4. ご来院・検査

     体調を確認し、検査着に着替えます。鎮静剤を使う場合は点滴を行います。検査にかかる時間は、観察のみか、ポリープを切除するかによって変わります。

  5. 休憩と結果の説明

    鎮静剤を使った場合は、院内でしばらく休んでいただきます。その後、画像を見ながら結果をご説明します。組織検査やポリープ切除を行った場合は、後日、結果をお伝えします。

  6. 検査のあと

    食事は、医師の指示に従って再開します。鎮静剤を使った日は、車・バイク・自転車を運転できません。ポリープを切除した場合は、しばらくの間、飲酒、激しい運動、旅行や出張を控えていただきます。期間は検査のあとにお伝えします。

ご自宅で腸管洗浄剤を飲むときのお願い
  • 前日または当日の朝に、ふだんどおりの便が出ていることを確かめてから飲み始めます。便が出ていない場合は、飲む前にご連絡ください。
  • できるだけ、ご家族など、どなたかがそばにいるときに飲んでください。
  • 飲み始めは、特にゆっくり飲みます。
  • 強い腹痛、吐き気、嘔吐、息苦しさ、じんましんなどが出たときは、飲むのをやめて、すぐにご連絡ください。
ご自宅で飲むことに不安のある方は、事前の診察でご相談ください。
事前の診察、前日の食事と下剤、当日の朝に自宅で飲む腸管洗浄剤、検査、休憩と説明の5つの段階を示した図
事前の診察から、前日の準備、当日の検査、検査後の説明までの流れです。
腸管洗浄剤を飲んだあと、便の色が茶色から透明に近い黄色へ変わっていく目安を5段階で示した図
便が、いちばん右のように透明に近い薄い黄色の水のようになれば、検査を受けられる状態です。
Before and After

検査の前後に気をつけること

お薬を飲んでいる方

血液を固まりにくくする薬、糖尿病の薬、インスリンなどは、検査前の調整が必要になる場合があります。ご自身の判断で中止せず、薬の名前が分かるものを持って事前にご相談ください。

鎮静剤を使う方

検査当日は、車・バイク・自転車を運転できません。公共交通機関を利用するか、ご家族などの送迎をお願いします。

前日・当日の食事

前日は、海藻、きのこ、こんにゃく、種のある果物など、腸に残りやすいものを避けます。

検査のあとに注意する症状

強い腹痛、多量の出血、発熱があるときは、すぐにご連絡ください。

Risks

検査にともなう偶発症について

大腸カメラは広く行われている検査ですが、まれに、出血や、腸に穴があく(穿孔)などの偶発症が起こることがあります。ポリープを切除した場合は、数日たってから出血することもあります。

鎮静剤を使うと、眠気やふらつきのほか、まれに呼吸が浅くなる、血圧が下がるといったことが起こります。

検査の前に、医師から目的と偶発症についてご説明し、同意をいただいたうえで行います。気になる点は、どうぞ遠慮なくおたずねください。

検査後に休んでいただくリクライニングチェア
鎮静剤を使った検査のあとは、こちらで休んでからお帰りいただきます。
Cost

費用について

大腸カメラは、保険診療で受けられます。観察のみか、組織検査やポリープ切除を行うかによって金額が変わります。目安の金額は、事前の診察の際にお伝えします。

大腸カメラをご希望の方へ

便潜血陽性と言われた方、症状が気になる方は、まずお電話またはLINEでご相談ください。検査の前に、不安な点をうかがいます。

📞 0467-82-2554 LINEで相談 アクセス・診療時間
FAQ

よくあるご質問

Q大腸カメラは痛いですか?
痛みや張りの感じ方には個人差があります。腸の長さや形、お腹の手術を受けたことがあるかどうかによっても変わります。当院では、ご希望や体の状態に応じて鎮静剤を使った検査に対応しています。検査中につらいときは、遠慮なくお伝えください。
Q鎮静剤を使って検査できますか?
希望や体の状態を確認したうえで対応します。鎮静剤を使った日は、車・バイク・自転車を運転できません。
Q大腸ポリープは検査当日に切除できますか?
大きさ、形、場所、服用中の薬などを確認し、安全に切除できると判断した場合は検査時に切除します。入院治療が適切な場合は専門施設をご紹介します。
Q便潜血陽性ですが、症状がなくても検査が必要ですか?
便潜血検査だけでは出血の原因を特定できません。大腸ポリープや大腸がんなどを確認するため、大腸カメラをご案内することがあります。便潜血陽性について詳しく見る
Q腸管洗浄剤は、自宅で飲むのですか?
はい、原則としてご自宅で飲んでいただきます。前日に下剤(ラキソベロン)を、当日の朝に腸管洗浄剤(サルプレップ)を飲みます。飲み方は、事前の診察で詳しくご説明します。ご自宅で飲むことに不安のある方は、ご相談ください。
Q腸管洗浄剤を飲みきれるか不安です。
腸管洗浄剤は、時間をかけて少しずつ飲んでいただきます。途中で気分が悪くなったときや、飲みきれないときは、無理をせずにご連絡ください。
Q痔があっても検査を受けられますか?
はい、受けられます。痔のある方こそ、出血の原因が痔だけなのかを確かめておくことに意味があります。当院では肛門の診察もあわせて行い、必要な場合は痔の治療までご相談いただけます。
Q検査を受けた日は、仕事に行けますか?
鎮静剤を使った日は、車・バイク・自転車の運転ができず、眠気やふらつきが残ることがあります。検査の当日は、予定に余裕をもたせておくことをおすすめします。ポリープを切除した場合は、体に力のかかる作業をしばらく控えていただきます。
Qどのくらいの間隔で受ければよいですか?
検査の結果によって変わります。ポリープの有無や数、種類、ご家族の病歴などをふまえて、次に受ける時期の目安を検査後にお伝えします。
Q何歳から受けたほうがよいですか?
大腸がん検診(便潜血検査)は40歳から対象になります。血便や便通の変化などの症状がある方、ご家族に大腸がんの方がいる方は、年齢にかかわらずご相談ください。
References

参考にした資料

Supervised by

このページの監修者

小島 正之こじま まさゆき

茅ヶ崎信愛クリニック 院長/医学博士
藤田医科大学 総合消化器外科 客員講師・非常勤講師

  • 日本外科学会 専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 専門医・指導医
  • 日本消化器病学会 専門医・指導医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医
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最終更新日:2026年10月11日

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